
デンカガルバシールド工法
マクロセル腐食防止工法/再劣化防止工法
デンカガルバシールド工法とは
塩害や中性化などを受けたコンクリートを補修モルタルで断面修復する際、 既設コンクリートと断面修復部の界面で、マクロセル腐食現象がおこり、 比較的短期間で再劣化が起こることが知られております。 部分的,全面的な断面修復を施す際に,デンカガルバシールドを 修復部鉄筋に巻き付けることで、マクロセル腐食を防止し、耐久性を 大幅に向上できる画期的な再劣化防止工法です。

工法のメカニズム
犠牲陽極材は簡易的な流電陽極方式による電気防食材料である。防食原理は、流電陽極方式の原理と同様に、コンクリート中の鋼材と犠牲陽極材中の亜鉛との電位差を利用し、犠牲陽極材から鋼材に向けて防食電流を供給させることで、鋼材間に生じていた電位差を低減させ鋼材の腐食反応を抑制させるものです。


デンカガルバシールド工法の施工手順
本工法の構造は一般的な繊維シート接着工法と同様であり、特殊な施工手順、施工機械を必要としません。
指定材料を適切に使用することにより、透明度の高いFRPを形成できます。
-
取り付け準備工
設計に基づき取り付け位置を確認。
1.
-
ガルバシールド水打ち
ガルバシールドが水を吸わなくなるまで、十分に水打ちする。
2.
-
鉄筋ケレン工(取付け部)
ガルバシールド取付け部の鉄筋を磨く。
3.
-
ガルバシールド固定/ワイヤー巻き付け
鉄筋にガルバシールドのワイヤー部分をしっかり巻き付け固定する。
4.
-
固定状況確認
ガルバシールドの固定状況を確認する。
5.
-
ガルバと鉄筋の道筋確認
テスターで導通を確認する。
6.
-
断面修復工
ガルバシールドの被りを20mm以上確保する。
※取り付けから断面修復までの時間が長い場合は、再度水打ちする。7.
-
完了
8.

鉄筋腐食防止
デンカガルバシールド工法
- デンカガルバシールド工法
- RISシリーズ
- スプリードシリーズ
- プレタスコンシリーズ

製品・荷姿

デンカガルバシールド F:30個入/箱
デンカガルバシールド XP:20個入/箱
