
テクノショット工法
ノンポリマーセメントモルタル吹付け工法
テクノショット工法とは
これまでのコンクリート補修モルタルは、耐久性や既設との一体化の観点から ポリマーセメント系断面修復材を使用していました。
「テクノショット工法」は、特殊な混和材技術により、ポリマーを添加せずにポリ マー系材料の長所をそのままで、更に施工性・圧送性を大幅に向上させたノン ポリマー系の画期的な補修工法です。
テクノショット工法は、あらゆる構造物の断面修復・モルタルライニングに適用でき、 特に大断面や急速施工効果的で、混練プラントから施工箇所が離れている場合でも 施工可能です。

工法の特徴
- ポリマーセメントモルタルに劣らぬ物性
- 単位時間当たりの吐出量が多く、厚付可能(工期短縮)
- 発塵やはね返りが少ない。(環境に優しい材料)
- 樹脂ファイバー混入した低収縮プレミックスモルタルで、ひび割れ抵抗性の向上
- 長距離圧送性:練混ぜプラントの移設の回数を低減。プラントから施工箇所が離れていても吹付け可能(普通タイプ)
- 寒冷地で使用可能「-10℃で硬化を確認」/養生の簡略化(急硬タイプ)
- 短時間で強度の発現(急硬タイプ)


用途
- 橋梁構造物
- 港湾構造物
- 一般土木構造物 農業用水路・工業用水路
- 浄水場施設構造物
- 建築構造物
- 工場プラント関連構造物

テクノショット工法の施工手順
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コンクリート前処理
はつり・ブラスト処理等による脆弱部を除去する。
1.
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防錆処理・プライマー塗布
鉄筋防錆材(RIS111)およびプライマー(RIS211E)を刷毛で塗布する。
2.
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断面修復材練混ぜ
モルタルミキサーにより、所定の混合比(水比)で断面修復材を混練する。(テクノショットモルタル使用)
3.
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断面修復材吹付け
スクイズ式モルタルポンプ等と圧縮エアーを使用し、吹付けにより欠損部へ充填する。
4.
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金こて等で平滑に仕上げする
5.
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片付け・清掃
6.

施工システム


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使用材料データ
