
デンカクリーングラウト工法
ひび割れ注入工法
デンカクリーングラウト工法とは
デンカクリーングラウト工法は、既設トンネルの覆工背面やコンクリート構造物背面は、湧水等によって空隙が生じている場合があり、 これらの空洞部に充填注入し、地盤と構造物を一体化することで構造物を安定化させる注入工法です。
従来のモルタル系注入材は、流動性が大きく硬化が遅い為、地山中の微細な間隙へ逸脱し、空洞を充填する 目的が達成できない工法が多かったが、クリーングラウト工法は可塑剤を添加することで、目的箇所への限定注入が 可能となり、信頼性の高い裏込め注入工法です。
また、フライアッシュやスラグなど産業副産物をリサイクル使用しており、地球環境にやさしい注入工法です。

工法の特徴
- 可塑性を有し、限定注入に適しています。
- 地山の微小な亀裂やコンクリートのひび割れ等へ逸脱しづらく、効率的な注入が可能
- 水に対する材料分離抵抗性が高く、均一で安定した強度が得られます。
- コンパクトな設備で、狭いスペースで施工可能 5.配合を変えることで、低強度から高強度まで対応可能
用途
- トンネル構造津
- その他一般土木構造物
標準的な施工手順

