
デソリート工法
脱塩工法/テクノクリートシステム
脱塩工法とは
塩害とは、施工時に海砂等を使用して、既に塩分を含有している場合、構造物が海岸近くにある場合、又は融雪剤の使用により、コンクリート中に 塩分が浸入し鉄筋が錆び、その膨張力によってコンクリートが破壊される現象です。
デソリート工法は、塩害により劣化したコンクリート構造物から 電気化学的イオン泳動により塩素イオンを除去し、健全な状態に再生します。

工法の特徴
- 短期間処理可能(標準通電期間 8週間)
- ほぼ非破壊で処理可能
- 処理効果を処理後比較的容易に確認できる
- 再生システムのため、施工後全ての設備を撤去できる


デソリート工法の施工手順
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処理前の塩化物イオン量の測定
1.
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コンクリート表面の処理(絶縁処理)
2.
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鋼材への陰極の接続
3.
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陽極材の仮説材設置(ファイバーと溶液の吹付)
4.
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直流電流の通電(1A/m2)
5.
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電解質溶液の供給
6.
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脱塩効果の確認
7.
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撤去・清掃・片付け
8.